今でも愛されているジムニーJB23。
1998年に発売されてから長年に渡りマイナーチェンジを繰り返し1型～10型まであり、それぞれに変更点があります。
今回はJB23の1型から10型まで見ていきたいと思います！！
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目次
ジムニーJB23とは
1998年に発売されたジムニーJB23。
2018年にフルモデルチェンジされ現在は生産をしていませんが、昔からのジムニーファンの間では未だに根強い人気を誇っている車です。
新車販売台数も毎年1万数千台を達成しており「現モデルよりもJB23の方が良かった」という方もいることでしょう。
JB23の特徴
ジムニーJB23の特徴は現モデルのようなボディが角ばったものではなく、丸みを帯びたボディで可愛らしいのが特徴的です。
1998年に販売されてから20年もの間に、マイナーチェンジを繰り返し1型～10型まで販売されていて、それぞれの型にコアなファンがついています。
またJB23型の特別使用車は以下の通り！！
- KANSAI
- ワイルドウインド
- FISフリースタイルワールドカップリミテッド
- ランドベンチャー
- X-Adventure（クロスアドベンチャー）
ジムニーJB23の1型から10型の変更点
幾度もマイナーチェンジを繰り返したジムニーJB23。
1型～10型までの変更点を見ていきましょう！！
1型
1型～3型までは純正フロントグリルはボンネットと一体式でした。なので社外品を装着するにはボンネットを交換する必要があったのです。
フロントグリルとボンネットが一体式は、現在ではかなり珍しく、当時の私は中学生くらい(笑)時代の流れを感じます。。。
グレードは【XA】【XL】【XC】の3種類となっており、【XA】はパワーウィンドウなし・エアバッグとABSはセットオプションで価格は100万円を切っていました。
かなり古い車のために、中古で購入してもエンジンがダメになっており、中古エンジンを載せ替える必要があった知人もいました。また燃費も悪いようですが、こだわりがある知人は満足している様子。
ちなみに・・・1999年6月には山本寛斎がデザインした特別仕様車である「KANSAI」が発売されています。
2型
初期の1型が発売してから1年後。1999年10月にマイナーチェンジをし、2型へと変更しました。
2型では今ではレアな手でハンドルをクルクル回して窓を開けることもなくなり、【XA】でもパワーウィンドウが標準装備され、ABSや運転席・助手席のエアバッグも全車装備となりました。
それに比例して最低価格も上昇して100万円以上するようになりました。
3型
2000年4月からは3型にマイナーチェンジ。マニュアル車には「クラッチオートシステム」が搭載されました。
3型では「ワイルドウィンド」「FISフリースタイルワールドカップリミテッド」「J2」「ランドベンチャー」といった特別仕様車が発売されています。
なかでも注目は幻とも言われる2WDの「J2」です。かなり希少なメッシュグリル型なのですが、2WDということもあって不人気でしたが、不人気のために台数自体が少なく、純正フロントグリルの中では最も入手困難です。
4型
2002年1月には4型へとマイナーチェンジ。ついに4型以降からボンネットとグリルが分離式となります。そのために社外グリルの選択肢も豊富になりカスタム好きの人には嬉しい悩みが増えたのではないでしょうか。
性能面では、エンジン周りの見直しを行ってインタークーラーの大型化＆インテークマニホールドの形状が見直され、低速や中速のトルクが増え発進がしやすくなったりと走破性にうるさいユーザーを喜ばせてくれました。
その他には、グレードが【XC】【XL】の2種類になり【XA】は廃止となってしまいました。
また上級グレードにはヒーター付きの電動格納ドアミラーが搭載＆運転席にパワーウィンドウの挟み込み防止機構＆キーレスエントリーはハザードが教えてくれるようになり、快適さなどがアップするマイナーチェンジとなっています。
5型
5型へのマイナーチェンジは2年9ヶ月ぶりの2004年10月。
トランスファをチェーンドライブ＋ヘリカルギア式に変更したことで、ローギアードになったことが1番の変更点かと思います。
6型
5型の発売からわずか1年後の2005年11月には6型にマイナーチェンジしました。
主な変更点としては以下の2つです。
- 4段階のマニュアルレベライザーが装備
- ドアミラー形状が変更
7型
7型の発売は6型から約2年半後。
主な変更点は以下。
- エンジンヘッドの形状変更
- ファンベルトカバーの追加
- スパークプラグのロングリーチ化
8型
8型の発売は2010年9月。
エクステリア(外観)の変更は、ほぼなくパッと見て7型と代わり映えがありません。
変更したのはインテリアで以下のとおり
- 灰皿照明の撤去
- シート表皮の変更
- 標準装備のオーディオ
その他は
マフラー関係のフロントパイプに触媒が追加されて環境性能がアップ
といったところです。
9型
9型の発売は8型の発売から1年8ヶ月後。
- ボンネットフードに厚みが増して歩行者への衝撃緩和を図っている
- リアシートにチャイルドシートの固定アンカーがISOFIX対応になり、安心して取りつけることが可能
10型
9型から2年3ヶ月後に10型が発売。
特に変更があったのはインテリア周りです。
- メーターは3眼のクロムメッキリングを採用しデジタルインフォメーションディスプレイも追加
- 特別仕様車のランドベンチャーには、LEDリング付きフロントフォグランプや、LEDシグナル付きのドアミラーが装備
ジムニーJB23の1型から10型の変更点を徹底解説！！まとめ
1型から10型までマイナーチェンジを繰り返してきたジムニーJB23ですが、初期のころのJB23を見かけることは普段まったくといっていいほどないので、寂しい限りです。
新型ジムニーなどと比べて、性能面や走破性能が落ちるのは当たり前ですが、インテリアや外観など味があるところが魅力的だと思います。
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